がじがじぶろぐ

いろいろお出かけして、そのへんのもの食べたりするブログです

潮干狩りに行ってマテ貝やハマグリ、アサリ、シオフキガイなど食べよう!in葛西臨海公園

みなさんゴールデンウィーク楽しんでいますか?

ぼくは多摩川の見回りで毎日忙しい(主にカエル池の観察)のですが、5月のこの時期はちょっと出張して潮干狩りにいきます。自分でとった貝を食べるというのは原始のころの記憶が呼び覚まされほんと楽しいんです。

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マテ貝のバター酒醤油蒸焼

 

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ハマグリの浜焼き

潮干狩りってよくGWなどにニュースなどで話題になりますよね。なぜならGWに潮干狩りはぴったりの時期なんです。その理由、知っていますか?

①気温が丁度いい

潮干狩りは浜辺で何時間も屈んで行います。夏は暑くて焼け死んじゃうし、冬は風や海が冷たくてぜったいムリ!

②丁度よい時間に潮がひく

潮干狩りは大潮(満潮と干潮の差が最も大きい日)の日に行うのがベストです。なぜなら干潮のときはいつもより潮がひいているので、貝の生息する海の底まで歩いていけるからです。その干潮の時間がGWあたりはお昼前ぐらいと丁度いい時間なのですが、たとえば9月くらいだと干潮の時間が早朝だったり夕方だったりと気軽に潮干狩りできる時間でなかったりします。

貝毒がたまっている可能性が低い(かも)。

もともとアサリやホタテなどは無毒なのですが、暖かくなってプランクトンが豊富になりだすと、毒素を持つプランクトンの毒を貝が体内にためこんでしまう場合があります。魚でいうシガテラ毒みたいなものです。7月くらいが貝毒のたまりやすい時期だと言われますが、5月とかでも貝毒がたまっている場合があるので、いろいろ情報を調べて自己責任でいってください。

などの理由があります。

 

というわけで、僕のおすすめ潮干狩りスポット京葉線葛西臨海公園」にやってきました。

車はもってないので電車で気軽にいけて駅からもすぐに潮干狩りスポットにいけるので便利。途中にコンビニや公園に売店などあるのもよいですね。

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場所はいつもこの「西なぎさ」あたり。

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公園の入り口からまっすぐいって橋を渡ればすぐです。

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管理事務所があって、ちゃんと干潮時と満潮時の時刻が書いてあります。親切~。

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この日は干潮が午前11時15分と、10時くらいに始めてこなれて調子があがってきた1時間後くらいに干潮になるという、ほんとちょうどいい時間だと思います。これがGWに潮干狩りがオススメの理由なんです。

またこういう休憩場所にシャワーやトイレもあってさらに無料と、いたれりつくせり。

それに浜辺もずーっと広いので、GWの大混雑でもけっこうゆったり潮干狩りが楽しめます。

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というわけで潮干狩り場所にむかいます。ずーっとこんな遠浅の浜辺がつづきます(写真の人は知らない人)。

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右奥の茶色い砂浜がもっとも満ちていたときの浜なので、すごく潮がひいているのが分かります。

 

今日持ってきた道具はスコップと塩が入ったボトルです(あと撮りわすれたけど、釣り用の折りたためるバケツ)。これだけで潮干狩り楽しめるんだからスッゴク手軽。人によっては鍬とかでっかい熊手とかもってきたりしています。

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塩がはいったボトルは何につかうのか?と、潮干狩りにあまり行ったことない方は疑問に思うかもしれませんが、

サクサクとスコップで10cmくらい穴を掘ると、これくらいの5mm~1cm小さい穴が開いているところがあります。

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そこに塩をふると…

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なんと筒状の変な生き物(マテ貝)がとれます!こいつがけっこう美味しくて、捕るのが楽しいんです。

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動画でもごらんください

穴に塩をふるとプクプク…と泡がでて、ちょっと待つとニョキっとマテ貝が顔を出すのでそこをムンズと捕まえて引っこ抜きます。

マテ貝も必死に抜かれまいと抵抗して、穴にすがろうとするのですが人間の力には敵いません。とくに噛み付かれたりとかすることはないので、勇気をだして捕まえてください。

やっぱり生き物を捕まえるっていうのは、人間のプリミティブな感情を揺さぶるのか捕まえたときはめちゃめちゃ嬉しいです。

 

ちなみに捕まえたマテ貝を砂上に放っておくと、穴を掘って逃げようとするのがキモかわいて最高なんです。

他にもハマグリアサリ(と捕ったときは思ってましたが、どうやらシオフキガイという貝のようです)など

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いっぱいとれました(ジャン!)

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 大漁です!マテガイにいたってはもっともっと獲れそうでしたが、家で楽しむ分にはこれで充分。それに段々と脚と腰が限界になってきて、もういいか…という気持ちになります(翌日以降めちゃくちゃ筋肉痛になった)。

素人が2時間くらいでこれだけ捕れるし、しかもゴールデンウィークなのに人の混雑も感じられずストレスもなくてやっぱり葛西臨海公園サイコーです!

ちなみにこれだけ貝を捕るために掘った穴ですが

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これくらい掘っていたのでした、見返すとすごいですね。夢中になってずっと掘り続けてしまいました。

では家にもってかえって…砂抜きをします。

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ちなみに数はハマグリ1、アサリ1、シオフキガイ5、マテガイいっぱい。という成果です。

ちなみにマテ貝は体内に砂をためこまないので砂抜きは不要ですが、一応塩水に浸けておきましょう。

塩抜きの水の作り方

ちなみに砂抜きの際は海水と同じ3%の塩水で行います。500mlの水に対しておおさじ1(15g)の塩が目安です。ちなみに今回は1リットルの水におおさじ2で砂抜きを行いました。暗いところだと砂を吐きやすいので、上に新聞紙などをかけておいてあげてください。

 

それにしても砂抜きは、ニョロニョロと貝の中身がでてきて砂に(ないけど)潜ろうとしたり、ヒラヒラと貝になにかが波打っているのを見るだけですごく楽しいです。

 

砂抜きが終わったら、調理開始です。

マテガイのバター醤油酒蒸き

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これから地獄の業火で焼かれるマテガイ。バター、醤油、酒を適量いれてフタをします。

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火がはいるとあっという間に、殻がパカッと開きます。

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マテガイの身。筋肉質で味が濃くてうまいです!

 

 

アサリやハマグリ、シオフキガイは浜焼き風で。

貝が開いたら、ちょっと醤油をかけていただきます。

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ハマグリはぷっくりふわっとした身で人気なのも頷ける味。海の香りで口の中がいっぱいになります。アサリもコクがあってうまいです。

シオフキガイですが本によると、砂抜きできないので食べるのが面倒。とありましたが、実際塩水につけてみると砂を吐いており、おいしく食べられました(1個だけ砂を吐いていなかった)。

 

と、いうわけでいかがでしたでしょうか?

潮干狩り、大潮のときの海のおおきなうねりを感じられて楽しいし、貝がとれたときの感動はすごいし、食べてもおいしいとサイコウのエンターテイメントです。みなさんも絶対いくべきだと思います。ネットで潮汐表と調べれば、潮干狩りにぴったりの時間が見つけられますのでチェックしてぜひ潮干狩りいってみましょう!